プロフィール Profile
高柳 卓也
Takayanagi Takuya
愛称 TAKU
東京都出身 1974 年9月5日生
ポルトガル人以外では稀な 男性ファディスタ(ファド歌手) であり、日本を代表する男性ファディスタ。
10代からソウルミュージック、ゴスペルを中心に音楽活動を行い、
20歳になる頃にファドと出逢い魅せられ、次第に心を奪われていく。
20代は、ソウル ヴォーカルグループ「The BASEMENTS」 、ゴスペル シンガーズ「PLEASE&PRAISE」、師である森崎ベラ氏が率いる「Far East Gospel Singers」等々、多数グループにてバンド活動を続け、経験を積み、ヴォーカリストとしての力をつける。
その後、2003年からファドを求めて単身ポルトガルに渡り住む。
言葉を学び、本場リスボンのファド界隈に深く入り込み、
有名カーザ・ド・ファド から プロもアマもファドを愛する者が集う濃厚なファド酒場まで
毎夜出入りしながら歌い続け、ファドの者たちに交ざりながら、実践の中で そのスピリットごと ファド を学ぶ。
ポルトガルでは、新聞、雑誌、ラジオ、テレビにも取り上げられ、
本場リスボンのファド界隈でも日本人ファディスタ TAKU としての知名度は高い。
日本帰国後は十数年にわたり現在も日本とポルトガルを行き来しながら活動。
日本では主に ギター弾き語り のスタイルで、ファド〜ポルトガル〜旅の話を交えながら、聴き手をポルトガルに誘うようなライブ活動をする。
ファドのギター伴奏 (Viola de Fado) においても、自身がファディスタゆえに 伴奏が歌い易い という他のファディスタからの声も多い。
2010年、2014年、2018年には、ポルトガル大使館後援(協賛)にて、深く交流を持つポルトガル人のファドミュージシャンとの 日本公演ツアー を企画し行い日本各地で共演。
成功を収めながら、日本とポルトガルの友好にも務める掛け橋となる。
近年はスペインにも活動の場を広げる。
アルバム作品 (全てポルトガル録音)
「 忘れえぬファド FADO RECORDADO 」 (2014)
「 終わりなきファド FADO INACABADO 」(2010)
「 ファド センティード FADO SENTIDO 」 (2007)
※ アルバムのプロデュース と ギター伴奏 は3作とも TAKUのファドの師 ヴィタル・ダスンサォン氏による
Photo by Alberto Uyarra